RIZIN42
RIZIN LANDMARK5から1週間後、有明アリーナでRIZIN42が催された。
ランドマークがフェザー級のトップ同士の闘いであったならば、RIZIN42はバンタム級である!
驚くべきことに、ベラトールからフアン・アーチュレッタが参戦し、井上直樹選手と闘うことになった! それに加えて、朝倉海対元谷友貴という至高のカードが組み込まれた。
この2つのカードは、それぞれ勝ち上がった者が7月にベルトを争うトーナメント構造のように見えた。
最初は、アーチュレッタ選手と井上選手は競り合いを繰り広げていたが、後半になるとアーチュレッタ選手が盛り返し、結果判定で勝利を収めた。
ただし、この試合は井上選手が健闘した試合であり、負けたとはいえかなり高く評価された試合であった。
そして、朝倉海対元谷友貴!
朝倉選手は復帰戦であり、対する元谷選手は5連勝と破竹の勢いであった。それはバンタム級トップ戦線に相応しいカードであった。
試合が始まると、元谷選手は距離を詰めたがり、海選手は打撃で攻めたいという明確な色が現れ、打撃と組み付きの争いが交互に行われた。
振り返れば、打撃の場面で海選手は定期的にパンチや蹴りをヒットさせ、元谷選手は組み付いたものの、なかなか新たな展開が見出せない状況が続いた。
結局、3ラウンド目に、海選手が元谷選手のボディに膝を突き刺し、KO勝利を収めた。
見事な復帰戦であった。
次の試合は朝倉海対フアン・アーチュレッタとなる。再び、名勝負になりそうな予感がする。